先月は、物理キーボードが付いたスマートフォンを紹介させていただきました。下記。(写真は、アマゾンサイトよりの転載です。)
曰く、BlackBerry KEYone。仕様は、Android 7.1.1・4.5型・メモリ/ストレージ:3GB/32GB nanoSIMx1 SIMフリー という端末です。関連製品としては、最新のモデルです。
BlackBerry(ブラックベリー)というと、カナダのリサーチ・イン・モーション社が、1999年に開発したスマートフォンです。 欧米のビジネスマンを中心に広く使われていました。
日本でも、約4,000社が導入をしていると言われたこともありました。主に、法人向けサービスのBlackBerry Enterprise Service
(BES) と、個人・中小企業向けサービスのBlackBerry Internet Service (BIS) の2種類がありました。セキュリティーの厳格さがビジネスマンを中心に支持をされており、この端末を操ることがビジネスエリートの証であった時代もありました。アメリカのオバマ大統領が愛用していたことでも有名です。
◆物理キーボードは「IT」の時代の象徴、遺物?
では、ビジネスエリート達は、このような端末に何を要求していたのでしょうか?スケジュール管理、顧客住所録などのPDA(Personal Digital
Assistant); 携帯情報端末としての活用が中心でした。競争を生き抜くためには、情報収集・発信力などの情報リテラシが必要とされ、入力用の物理キーボードは、PDAの時代の必需品でした。日本においても、シャープのザウルスなどが代表的な製品です。
*結局、欧米ではエリートの必須要件となりましたが、日本では、むしろ「ITは出世の妨げ」と考える趣も多いようです。実際、社会の要職に就いている方々には、IT音痴を自任し、アナログ派であることを豪語する方が多いという事実もありそうです。
筆者も、その頃よりコンピュータの世界に慣れ親しんだという経験を持っているのです。エコノミージャーナル誌でも、多くのことを語りました。シャープのポケットコンピュータで、BASICを使った、住所録、日数計算、ローン計算プログラムなどを作ってみたものです。
上記のBlackBerry KEYoneのコンセプトには、この時代の遺産なのであると解釈しています。物理キーボードが付いていれば入力・編集作業は優位になりますが、必然的にディスプレイは小さくなります。「見にくい」ということです。また、構造が複雑となり、製造コストも高くなることは避けられません。
このような端末に執着するのも、筆者がITの時代の生き残りだからなのでしょう。
◆IPHONEがエポックメーキング。
今から10年前の、2007年1月に、最初のiPhoneが発表されました。今年は10周年の節目になります。
米カリフォルニア州サンフランシスコで開催された「マックワールド・エキスポ」の基調講演において、故スティーブ・ジョブズ氏によって発表されました。ジョブズ氏は講演において「今日、Appleは電話を改革する」と宣言。事実iPhone前とiPhone後では、携帯電話の歴史は変わったのです。
それは、今までのPDAの発展形ではありませんでした。むしろ、音楽系端末のIPodに電話回線を付けたものでした。
この発表を目にした時の筆者のインプレッション
① ;この端末は絶対的に売れる。
② ;この端末は、自分には合わない。
でした。この感覚は、今でも活きております。物理キーボード付きのブラックベリー端末を衝動買いしてしまうことよりも明らかでしょう。
しかしながら、他人が使っているのであれば。。。と興味本位で、iPhone3Gを2年間使った経験もあります。結構、重宝したものですが、やはりキーボードが懐かしく、この6年間は、Windows携帯 BlackBerryClassic、今回のKeyoneと渡り歩いています。
◆AIが個人的なエポックメーキングに。
では、今後は、どのように進むべきなのでしょうか?
巷では、AIが大流行です。友人の息子さんは、開発言語Python(パイソン)集中講座を受けるために上京したという話も聞きました。
技術的な問題は別として、人口知能の論理構造がコンサルティングの過程で役立ちそうな可能性を感じています。つまり、経営の方向性が判然としない企業への対話手法としてAIの手順が役立つ印象を持っております。実際にも効果があったと思われる事例も多いものです。
筆者への個人的な変化としては、ITという言葉に囚われることが無くなり、キーボード端末に拘りがなくなるようになれば自己変革(コンサルティング)完了というべきでしょう。今後の論理展開、楽しみにしたいものです。