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中央テレビ編集 


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IT、ICT、AI な話

2017年も最後の月となりました。印象的な出来事がありました。 

列挙してみます。

★ ;トランプ大統領就任
 就任から相次ぎ大統領令にサイン。TPP離脱、メキシコ壁建造、難民受け入れ停止、IS壊滅、オバマケア撤廃など。新しい感覚?の大統領の登場は、政策予知の困難さも相俟って、不安定要因の一つになったものです。続いて公となった「ロシアゲート疑惑」も、目を離せません。
★ ;大企業の巨額損失・破たん相次ぐ
・家電業界にリーダー東芝の粉飾決算の発覚し経営危機。大幅、赤字転落。
・日本郵政の民営化失敗の可能性…深刻な業績不振、国の株売却計画が頓挫。
・エアバッグの大規模リコール問題で経営悪化していたタカタの、民事再生法の適用申請。
・「てるみくらぶ」の破産申請。格安旅行会社の置かれた経営環境の厳しさが浮き彫りに。
・徳島県内では、坂井家具(株)、水穂蒲鉾(株)の破産申請が印象的。
★ ;国内政治の動揺
・自民党安部政権の長期政権化。
・小池劇場。。。等々

何とはなく、暗い印象のある事件が続いているようです。別の切り口で2017年を観てみたいものです。

◆2017年は、節目の年でもありました。①ロシア革命100周年です。

 近日、NHKでも特集を行っていましたが、本年は、ロシア10月革命100周年になります。
*写真は演説するレーンン
 私達の若い頃には、ソビエト連邦は健在であり、マルクス学徒の一部への影響力を持っていました。
 当時(1970年代)、ソ連は、既に「社会主義の祖国」ではなくなっていましたが、未だ、マルキストを任じる学生(当職も、その内の一人)も多く、ソ連を奉じる人々・修正主義と論難する人々・中国派の影響も一部に見られ、社会主義陣営内での論争が盛んであった時代です。
 論争の多くは、内部抗争の果てのような議論も多く、「統一と団結」を謳いながら「排除」を前面に出すような陳腐な場面も多くありました。
 しかしながら、この頃に接した、ローザルクセンブルグ、レーニン、トロッキーという人物群は、革命論だけでなく、人物論も含めて人生のマイルストーンになり得るものでした。過去、Ecojaでも紹介させていただいたところです。
 とりわけ、ローザルクセンブルグの「日露戦争論」から、戦前の日本資本主義論争史までの展開には、多くの蘊蓄を傾けました。ひょっとしたら、現在の中小企業施策論への影響も見逃せないかも知れません。ご期待下さい。


◆2017年は、節目の年でもありました。②金融危機20周年です。 

「私らが悪いんであって、社員は悪くありませんから。」山一證券 野澤正平社長(当時)。流行語ともなった当時の野澤社長の涙の会見でした。 20年前の11月、「山一証券」や「北海道拓殖銀行」が相次いで破綻、金融危機が起きました。バブル崩壊で生まれた巨額の不良債権が原因とのことでした。当時は、90年前後のバブル崩壊より7年が過ぎようとしており、住宅専門金融機関(住専)の処理も終えたと言われる時期でした。当職も含め、気分は未だバブルだったのかも知れません。安室奈美恵さんの「CanYouCelebrate」がヒットしていました。街では、カラオケボックスの隆盛期だったという記憶があります。
 その金融危機から20年が経っています。長きにわたる低迷の時代を経て、日本経済も順調と言われています。一番の指標は、株価の上昇です。雇用統計も好調です。また、安室さんは来年の引退を控え、一つの時代が終わろうとしているようです。  
 そして、来年以降、私達を待ち受けているものは何でしょうか?推移を見守りたいと思います。

節目の年の話;個人の趣味の話です。


 このコラムにて、度々、取り上げて来たテーマに、市民劇場の話題があります。左図は、11月例会の「青空の休暇」です。劇団は、イッツフォーリーズ、今は亡き、いずみたく氏が創設、主宰したミュージカル専門の劇団です。原作は 辻仁成氏 。 このコラムでは、通常は、事前紹介に努めて来ましたが、今回は劇評という形になります。

  大道具による舞台構成、音楽、ストーリー展開。さすがに、この劇団の力量が出ており、心象導入も抵抗なく受け入れられました。 但し、唯一、気になること。 この原作は、抽象劇ではなく、真珠湾攻撃という歴史的事象を原点として、50年経過した1989年を時代背景としています。つまり、2017年の現在よりすれば、28年も前のドラマとなります。バブル崩壊前のドラマなのです。台詞にも、経済大国・・云々が出てきます。違和感、ズレ・・不思議な感覚でもあります。日本は経済大国であると謳える人は、現在、どれほど存在するのでしょうか?感情移入は難しいものでした。脚本の選択には異議を唱えたいものです。
 興行的には失敗事例なのではないでしょうか?また、30年の時間は中途半端なのかも知れません。純粋の歴史劇として鑑賞できるのは、何年先になるのでしょうか?

 いづれにしろ、事象を時間軸で切り込むことにより新たな地平が拓けることが多いものです。今後ともに活用したいと思っております。

               (日出晴夫、中小企業診断。阿南市在住 https://www.facebook.com/haruo.hinode )